英検1級の1次試験(筆記)に晴れて合格すると、2次試験が待っています。
1次試験はリーディング、リスニング、ライティングの力を問う試験でしたが、2次試験はスピーキングです。
面接官2人(外国人と日本人)を相手に、英語でスピーチをしてその質疑応答をします。採点基準は以下の通りです。
項目 | 詳細 | 満点 |
SHORT SPEECH (2分間スピーチ) | 与えられる5つのお題の中から1つ選び、2分間のスピーチを行います。 | 10 |
INTERACTION (質疑応答) | 自分がしたスピーチに対して、面接官2名からそれぞれ2〜3問ずつほど質問をされるので、それに対する自身の意見を述べます。 | 10 |
GRAMMAR AND VOCABULARY (文法と語彙) | スピーチおよび質疑応答で自分が発した英語の文法と語彙が査定されます。 | 10 |
PRONUNCIATION (発音) | 発音、アクセント、イントネーションが査定されます。 | 10 |
以上、素点にして40点満点で、それが850点満点のCSEスコアに変換されます。
「与えられる5つのお題は何が課されるか分からない」
「日本語でスピーチするのも難しいものを2分間英語でしなければならない」
「自分のスピーチに対する質疑応答に4分間耐えなければならない」
こうしたハードルを全て超えていかなければ合格に辿り着けないことから、1次試験には合格できても2次試験で複数回落ちてしまう人も続出するほどです。
幸い、1次試験に合格すれば3回は1次試験免除されるので、チャンスは多い方かも知れませんが、かなりの難関であることはお分かりいただけると思います。
ここでは、私自身の経験も踏まえて、攻略法として何か参考になることが発信できればと思っております。
ちなみに私の成績は以下の通りでした。
素点 (10点満点) | |
SHORT SPEECH | 8 |
INTERACTION | 9 |
GRAMMAR AND VOCABULARY | 8 |
PRONUNCIATION | 8 |
CSEスコア (850点満点) | 656 |
英検バンド | G1+3 |
それでは、詳しく見ていきましょう。